COLUMN

コラム

元・損保会社社員の行政書士が教えるリスク予防「オフラインのイベント規約と保険」

こんなお悩みありませんか?

✓ 参加者とトラブルになった時、どう対応すればいい?
✓ イベント中のケガや事故、誰が責任を負うの?
✓ 施設の備品を壊したら、どうすればいい?
✓ 天候不良でイベント中止…返金すべき?
✓ 参加者都合のキャンセル料はどうすればいい?

こういったイベント開催時のルールは、
規約にわかりやすく記載して、
必ず参加者の同意を得ておきましょう!

でも、
「規約を作ればもう心配なし!」
というわけではない
んです。

「イベント規約」+「保険」  でリスク管理を

イベント規約は大切ですが、
それだけでは、万が一のときに守れないことも。

想定されるリスクに合わせて、
適切な保険で備えましょう!

「規約」だけでなく、「保険」も検討すべき理由

・損害賠償請求は避けられないことがある
 → 規約に免責事項があっても、
  運営側の責任を問われる場合も

・参加者がケガをした場合、実際の治療費等はどうする?
 → 保険未加入なら、主催者が自己負担する可能性も

・ 備品や施設を破損した場合、修理費を全額負担する?
 → 規約があっても、会場提供者側に請求されるケースも

具体的に、
「規約」と「保険」、
それぞれどんなリスクに対応可能なのか

確認しておきましょう。

イベント規約で定められること(例)

✓ キャンセルや返金ルール
 例:「開催3日前まで50%返金、それ以降は不可」

✓ イベント中の禁止行為
 例:「他の参加者に迷惑をかける行為は禁止」

✓ 写真・動画撮影の同意取得
 例:「SNSまたはHP等に掲載する可能性があります」

✓ 免責事項の明記
 例:「参加者同士のトラブルについては、当事者同士で解決してください」

 ただし!
「免責事項がある=責任ゼロ」ではありません。
主催者の過失が認められれば、
賠償責任を負うこともあります。

保険でカバーしたいリスク

・賠償責任保険(対第三者補償)
  例:「参加者が転倒して骨折 → 治療費・慰謝料」
  例:「備品を壊してしまった → 修理費」

・傷害保険(参加者・スタッフのケガ補償)
  例:「子どもが遊具で転倒して骨折 → 入院費補償」

・イベント中止保険(悪天候・災害リスク補償)
  例:「台風でイベント中止 → 参加費返金」

・食中毒・感染症保険(食品提供時のリスク補償)
  例:「食事を提供したら食中毒が発生 → 損害賠償」

規約だけでは対応できないリスクは、
保険でカバーできないか調べてみましょう!

まとめ

本当に安心できるイベント運営のために

イベント規約は大切! でも、それだけでは不十分
適切な保険に加入して、万が一のリスクへの対策を!
事前準備(ルール作成・緊急対応マニュアル)も忘れずに
「イベント規約 × 保険 × 事前準備」で安心運営を!

あなたのイベントでは、
どんなリスクが想定されますか?

まずはリスクを把握し、
それに合わせた対策をしましょう。

事業の成長と時間の余白を叶える!

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プロフィール

株式会社aurora 代表取締役社長

なるみ行政書士事務所 代表行政書士

南部成美

・事業内容

経営・法務コンサルティング / リスキリング支援

・資格など

行政書士 / MBA / AFP